15th定演 第四部 解説&コメント

01.フォーレ 「舟歌 第1番」
叙情的な雰囲気と、トリルやアルペジオなどの軽やかな装飾は、ショパンの影響を感じさせます。サン・サーンスが初演したこの曲について、フォーレと親しかったピアニストのマルグリットロンは、「心に浮かんでは消える波の歌と、海原の力強い歌」と述べています。
♪ ゆっか
好きだけど苦手意識のフォーレ。やはり弾きにくかったですが、大好きなヴェネチアの風景を想いながら頑張ります!

02.シューベルト 『即興曲 作品142』 から 「第2番」
シューマンが言うように、この曲集はヘ短調の4楽章制ソナタを思わせます。ヘ短調の第1番に続く緩徐楽章としての第2番、変奏曲の第3番とフィナーレの第4番と考えられます。しかし、彼自身が4曲セットにこだわっていた形跡はありません。
♪ ミッキー
右手のメロディーはしっかり唄って、中盤の3連符は曖昧にならないように、強弱をつけて、弾く事を目標にしたいと思います。最後に【あーー聴いて良かったなー】と思うように、全力を尽くします。宜しくお願いします。

03.ショパン 「ノクターン 第13番」
ノクターンの中で最も雄大な曲です。悲劇的な重々しいテーマは中間部のコラール風テーマに引き継がれ、3連音のオクターブを伴って、次第に活力を増し、そのまま主部テーマを3連音のリズムで再現します。そして全ての葛藤を終えるかのように、幕が引かれます。
♪ oga
ノクターン13番、再チャレンジします。今回は悲しくもきれいな旋律を歌うように演奏することを目標に頑張ります。

04.ドビュッシー 「喜びの島」
絵画「シテール島への巡礼」に触発されて作られました。エーゲ海のその島は、愛の女神ヴィーナスの島とされています。この曲は『ベルガマスク組曲』に入る予定が、出版社の都合で単独で発表されました。煌くように豊かな色彩の細やかな音を連ね、幻想的な愛の歓びを描いています。
♪ nickey
印象派の絵画の様な、幻想的な雰囲気が、醸し出せればと思います。がらっと変わる曲調を、表現出来れば、幸いです。

05.シューベルト 「ピアノソナタ 第13番」 から 第1楽章
三楽章構成の小規模なソナタで、優雅な小品として愛されています。4楽章の大作「ピアノソナタ第20番」は「イ長調・大ソナタ」、本作は「イ長調・小ソナタ」と呼ばれることもあります。独特の愛らしい旋律に溢れた作品です。
♪ ゆかち
シューベルト作品を弾くのはこれが初めてですが、練習するうちにどんどんシューベルトの面白さに引き込まれていきました。曲のいろんな部分を音色の違いで表現できるとよいな、と思います。

06.千住明 『風林火山』 から 「メインテーマ」
大河ドラマ『風林火山』は主役の山本勘助が絶望の淵から愛を知り、愛する人のために生き抜いていく物語でした。「生きることは愛すること」。川中島の決戦で壮絶な最期を遂げる彼はその一瞬に何を見つけたのでしょうか。
♪ つっちー
元は大河ドラマの曲ですが、世界の色々な国で苦労しながら頑張っている日本人を訪ねるテレビ番組のバックに流れています。私も少し勇気が出る曲です。

07.ショパン 「ピアノソナタ 第3番」 から 第2楽章、第4楽章
第2楽章は明るさを持った、本来の意味のスケルツオらしいスケルツオ。激しい情熱を秘める第4楽章は、息もつかせぬ緊張度を見せます。主題は繰り返されるたびに激しさを増し、高揚感に満ちたコーダで締めくくられます。
♪ kyou
ピアノを奏でてホールに響いて戻ってくる音を大切に、そこにいらっしゃる皆様とその時間を共有できたら幸せです!よろしくお願いいたします!

08.ミヨー  『春 第1集』
彼はフランス6人組の一人で、2台ピアノの「スカラムーシュ」で知られています。ピアニストや指揮者としても活躍し、作曲意欲が旺盛でした。様々な楽器編成を試み、タンゴやジャズにも影響を受け、映画音楽にも筆を染めました。
♪ あっとまーく
高校生から大学生という青春時代にドビュッシーから始まるフランス近現代音楽に嵌まり込み、その中でも楽天的で懐かしい雰囲気のあるダリュス・ミヨーの作品が特に好きで沢山聴きました。多調技法に由来する混濁した不協和音が非常に心地よく、その心地よさを自分の演奏で少しでも伝えることが出来れば嬉しいです。

09.吉松隆 『プレイアデス舞曲集III,IV,I』 から
  「多少華やかな円舞曲」「間奏曲の記憶」「アップルシードダンス」
プレイアデスとは7つの星から成る小さな星団のことで、各曲集は7つの小品から成ります。虹の7色、色々な旋法の7音、3拍子から9拍子までの7つのリズムなど、各曲は数字の7をもとに作られています。
♪ TEPPERIN
「多少華やかな」という日本人らしい題名が気に入って選びました🎵難しいですが、音色にこだわって、ゆっくりまったり弾こうと思っています💨

10.ショパン 「スケルツォ 第3番」
「スケルツオ第2番」と同じように、ユニゾンの序奏でこの曲は始まり、エネルギッシュなオクターブの主題が続きます。対照的なコラール風の主題に、下降系のパッセージが応え、文字通り燃え盛る炎のようなコーダで、曲は幕を閉じます。
♪ mina
実は前に観た韓流でこの曲を弾いてるシーンがあって、こんなにかっこいい曲だったんだ!と思ってしまったのが弾きたくなったきっかけです。力強いオクターブ、繊細なパッセージ、似たようで変わってくる和音。難しいですがメリハリつけて弾けたらいいなと思います。

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