15th定演 第三部 解説&コメント

01.ショパン 『練習曲 作品10』 から 「第3番」(別れの曲)
作曲家としてより、ピアニストとして評価していたリストに、この曲集は献呈されました。自筆譜には「ヴィヴァーチェ」の指示があり、当初は活発な曲として作られたことがわかっています。ノピアの定期演奏会で最も弾かれている曲です。
♪ 絵里
切ない旋律が美しいとても好きな曲です。エチュードなので難しい部分もありますが、落ち着いて演奏出来たら…と思います。

02.ベートーヴェン 「ピアノソナタ 第26番」(告別) から 第3楽章
彼の良きパトロンで作曲の弟子でもあった、ルドルフ大公の疎開に際して作られた曲です。「熱情」「ヴァルトシュタイン」と並ぶ、彼の中期ピアノソナタの代表作で、各楽章には「告別」「不在」「再会」と記されました。
♪ いもいも
「告別ソナタ」とタイトルがついていますが、三楽章は「再会」です。譜読みはそれほど難しくはなかったのですが、いざ弾いてみるとやはりベートーヴェンでした。右手も左手もすべてごまかせないのには苦労しましたが、華やかな感じなので演奏会には向いてるかなと思って選びました。

03.ブラームス 『2つのラプソディ』 から 「第2番」
ラプソディーは古代ギリシアの吟遊詩人の歌のことで、19世紀初めから器楽曲に用いられるようになりました。冒頭は1小節ごとに転調し、比較的速めの両端部と、緩やかな中間部というように対比付けられています。
♪ ちり
音があがっていくにつれて気持ちも上がる、弾いていて気持ちの良い曲です。大切に、楽しんで弾きたいと思います。

04.モーツァルト 「ピアノソナタ K.309」から 第1楽章
マンハイム楽壇の大物と親友になれるよう、その娘のためにモーツァルトはこの楽しく明るい曲を作りました。父親に宛てた手紙には、「このソナタがどんなに受けたのか想像できないでしょう」と、書き送っています。
♪ ハーセス
モーツァルトのピアノソナタの中では、あまり知られておらず、初めて聴かれるという方もいらっしゃるのではないかと思います。曲の良さが少しでも伝わる演奏ができればよいと思っています。

05.ショパン 「ワルツ 第7番」
冒頭は左手のワルツのリズムに乗って、右手がマズルカを奏でます。右手の舞うようなフレーズの後、中間部では長調に転調しますが、メランコリックな色合いはそのままです。そのあと、舞うようなフレーズが繰り返され、冒頭に戻り、消え入るように終わります。
♪ ナージャ
今まで名曲という曲を弾いたことなく、ましてやショパンだなんて人前で演奏する機会なかったです。クラシックに夢中な今初めてショパンに挑戦します。易しい曲と言われていますが、哀愁漂うメロディーとハーモニーが皆さんに届くよう頑張ります。

06.自作 「Andy」
ある日浮かんだメロディーを、鍵盤でなぞりながら感じた色んな想い。自分の心の中の音を探して、何度も何度も書き換えられた、大切な人に捧げる一曲です。
♪ Sao
ある日メロディーが頭に浮かんだ。大切な人を思って鍵盤をなぞっていると…。甘美・葛藤・嫉妬・情熱。何度も何度も書き換えた。自分の心の中の音を探して。今、確かにこの音楽を貴方に捧げたい……!

07.シューマン=リスト 『ミルテの花』 から 「第1曲」(献呈)
ミルテの花は花嫁の装飾に使われ、純潔を表すとされています。無理な練習で右手を痛め、ピアニストを断念した彼は、ピアニストである妻のクララにこの曲集を捧げて、「私の右手になってください」と、プロポーズしました。
♪ とっと
サークルの皆さんが弾かれるのを聴いて初めて知る曲も多いのですが、この曲も華やかでとても印象に残りいつか弾いてみたいと思っていました。旋律を浮き立たせるのが難しい曲です。

08.モーツァルト 「幻想曲 ニ短調」
自筆譜がなく未完ということもあって、彼の作品で最も謎に満ちたものです。作曲の詳細な時期や動機が不明で、初版の97小節目以降の五線譜は空白になっていました。現在の形になった10小節の加筆が、誰によるものなのかも、はっきりしていません。
♪ Jini
清塚信也さんのCDを聴き、初めてこの曲を知りました。モーツァルトを人前で弾くのは初めてでとても緊張しますが、最後の明るいメロディを楽しく弾き終えられるように演奏したいと思います🎵

09.ブラームス 『6つの小品』 から 「第2曲」(間奏曲)
この曲集はシューマンの妻・クララに献呈されました。懐かしさを感じさせる第1部では、何度も確かめるように様々なコード進行で、同じモチーフのメロディーが現れ、中間部では、短調でメランコリックに、長調で内面的に、かつての思いが奏でられます。
♪ わっこ
サークルに入会してからこの曲を知り、初めて聴いたときから好きな曲になってしまいました。
発表会でブラームスを演奏するのは初めてとなります。温かみのある素敵な演奏をしたいと思います。

10.ショパン 「ポロネーズ 第6番」(英雄)
力強い序奏の後、3オクターブに亘る左手が支える主部は、英雄の名に相応しい輝きがあります。左手オクターブが反復される中間部はポーランド騎士団の進軍のような勇ましさです。主部に戻った後、コーダで高らかに勝利が宣言されます。
♪ サファイア
高校生の頃、受験勉強から逃避するかのように練習に打ち込んでいた思い出深い曲です。その後ずっと弾けなくなっていましたが、今回、一から学び直してみてあらためて、前へ進む勇気が湧いてくるステキな曲だと実感しています。

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